概要

3Dスキャン技術を用いたらせん階段の点群データ取得、CADソフトを用いた3Dモデリング

らせん階段を計測対象に、3Dスキャナによる点群データの採取をおこないました。

スキャン作業概要
  • 作業要員:2名
  • 計測データ:約8億点
  • 計測回数:12スキャン
  • 1スキャンに要する時間:3~5分
  • 計測に要した時間:約2時間(スキャナ移動時間含む)

スキャンをおこない点群データを取得、ノイズや不要点を除去する処理をおこないます。

その後点群データモデル化ソフト『ClassNK-PEERLESS』を用いて、点群データから、らせん階段の複雑な形をモデリングします。

3Dスキャン技術の用途

例えば「階段にパネルを貼って綺麗にしたい」「手すりを修復したい(取り替えたい)」といった際、複雑な形状のらせん階段にピッタリ合わせるには、パネルや手すりを一度製作したのち、現場で階段に合わせて加工して取り付ける必要があります。これには非常に手間がかかります。

ですが、3Dスキャンによって正確なデータを取ることで、現場に行かずともピッタリと合った形状のものを作ることができます。

3Dスキャンは、意匠性のあるものの改修工事や、測りにくい形状のものの計測に最適です。

T’s WORKSでは、建築現場はもちろん、プラントやアートの現場での3Dスキャン案件も受け付けております。